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10日発売の週刊文春でバンクーバー五輪メダル予想
をやっている。
メディア各社の予想が出るということで、筆者も参加。
ただし、競馬でいうところの「本紙予想」ではない。あくまで個人的な見解。過去には外れてネット上で袋叩きにあった某社記者もいたとか。今回外れても、2ちゃんねる等で誹謗中傷する際は私個人でお願いします。
ということで、バンクーバーの日本選手団は銀1、銅3。
銀は浅田真央。銅は上村愛子、スピードスケート団体追い抜き女子、スキー・ノルディック複合団体。
前回は予想を公表する機会がなかったが、メダル「ゼロ」と思っていた。荒川静香の金はうれしい誤算。2006年トリノと比べれば、今回はそこそこやると予想する。以下は文春には当然ながら誌面の都合上掲載しきれなかった“根拠”。
まずは日本が冬季競技で躍進した1992年五輪から傾向を探ると――。
1992 アルベールビル 金1銀2銅4
1994 リレハンメル 金1銀2銅2
1998 長野 金5銀1銅4
2002 ソルトレークシティー 金0銀1銅1
2006 トリノ 金1銀0銅0
92年は88年カルガリー五輪の銅1個という惨敗から各競技団体が再建を進め、長期的な海外遠征などを取り入れた強化策が開花。日本オリンピック委員会(JOC)が独立して最初の五輪で、前年には長野五輪招致に成功し、冬季競技全体が明るいムードに包まれていた。堤義明選手団長の求心力もあり、結束感も高かった。
94年はメダル数こそ減ったものの、4~8位は前回より倍増。戦術ミス(スピードスケート男子短距離勢をぎりぎりまで競わせ、選手を疲れさせた挙句に銅1個)、不運(複合個人・荻原健司のジャンプ)、ポカ(ジャンプ団体・原田雅彦の失速)で金を取り逃がした。
98年は地元開催。金5個はできすぎにしても躍進はある程度予想されていた。
02年は長野の残党中心。メダルの2人も長野組だった。
06年はスピードスケート男子、女子フィギュア、スノーボード・ハーフパイプを中心に新戦力が出てきたが、ムード先行感も否めず。
そこで10年だが、勝手に名づけて“プチ92年型”。前回五輪の惨敗を受け、JOCはオフシーズンに冬季競技選手全体のミニ合宿を2回行い、競技の枠を超えたチーム意識の向上などを図った。92年に銅メダルを獲得した橋本聖子氏が日本選手団長に就任。現場感覚で選手に気配りしており、選手団のムードは悪くない。とはいえ、戦力的には18年前ほど充実していないので、メダルは7個の半分程度として4個。
誰が、どの色のメダルを取るか。
これも92年以降を見ると、3パターンある。
A 取るべくして取った型
B 当落線上で頑張った型
C 一発屋型
今回の有力選手では、それぞれに該当しそうなのが
A 浅田、上村
B 安藤美姫、長島圭一郎、加藤条治、国母和宏、村上大輔、高橋大輔
織田信成、吉井小百合、小平奈緒、
ショートトラック女子リレー
ノルディック複合団体
スピードスケート団体追い抜き女子
カーリング女子
C 青野令、及川佑、穂積雅子、西伸幸、高木美帆
ジャンプ団体
浅田はここ2大会で吹っ切れた感じがあるが、表現力の評価高いキム・ヨナ優位。SPトップなら金もあるが、出遅れなら圏外も。安藤はトリノのトラウマがまだ消え去っていないというから、先行き不透明。米17歳のフラットが不気味だ。ということで浅田は銀にとどめた。
上村も重圧感との戦いだが、長野並みのメダルと橋本団長が期待するスケートとは対照的に、全日本スキー連盟の幹部は慎重に「上村と複合団体」しかメダル有力候補に挙げなかった。ということから、いずれも金銀は無理としても、銅はいけそう。スキーではモーグルの西も「いけるかも」という。
スケート団体追い抜きは橋本団長下、ムードがよいはずと判断。やはり金銀レベルは厳しいかもしれないが、銅なら。
いろいろご託を並べたが、最後はカンに頼って、決断。
バンクーバーは桜も咲き、春季五輪などと言われている。
92年も暖かめで、屋外だったスケートリンクは日中、氷がゆるみ、競技開始がしばしば遅れた。今回はスケートリンクは高速タイプでなく、雪が降らないスキー場には雪が運び込まれている。波乱の予感がしないでもない。
ちなみに、米スポーツ・イラストレイテッド誌は日本を銀3(浅田、長島、吉井)と予想、AP通信は銀2(浅田、加藤)、銅2(安藤、国母)。
筆者は長野五輪で全種目全メダル予想を本紙で無謀にもやらされ、結果的にスポイラを超える的中率だったことで当時、文春に記事にしてもらった。
メディア各社の予想が出るということで、筆者も参加。
ただし、競馬でいうところの「本紙予想」ではない。あくまで個人的な見解。過去には外れてネット上で袋叩きにあった某社記者もいたとか。今回外れても、2ちゃんねる等で誹謗中傷する際は私個人でお願いします。
ということで、バンクーバーの日本選手団は銀1、銅3。
銀は浅田真央。銅は上村愛子、スピードスケート団体追い抜き女子、スキー・ノルディック複合団体。
前回は予想を公表する機会がなかったが、メダル「ゼロ」と思っていた。荒川静香の金はうれしい誤算。2006年トリノと比べれば、今回はそこそこやると予想する。以下は文春には当然ながら誌面の都合上掲載しきれなかった“根拠”。
まずは日本が冬季競技で躍進した1992年五輪から傾向を探ると――。
1992 アルベールビル 金1銀2銅4
1994 リレハンメル 金1銀2銅2
1998 長野 金5銀1銅4
2002 ソルトレークシティー 金0銀1銅1
2006 トリノ 金1銀0銅0
92年は88年カルガリー五輪の銅1個という惨敗から各競技団体が再建を進め、長期的な海外遠征などを取り入れた強化策が開花。日本オリンピック委員会(JOC)が独立して最初の五輪で、前年には長野五輪招致に成功し、冬季競技全体が明るいムードに包まれていた。堤義明選手団長の求心力もあり、結束感も高かった。
94年はメダル数こそ減ったものの、4~8位は前回より倍増。戦術ミス(スピードスケート男子短距離勢をぎりぎりまで競わせ、選手を疲れさせた挙句に銅1個)、不運(複合個人・荻原健司のジャンプ)、ポカ(ジャンプ団体・原田雅彦の失速)で金を取り逃がした。
98年は地元開催。金5個はできすぎにしても躍進はある程度予想されていた。
02年は長野の残党中心。メダルの2人も長野組だった。
06年はスピードスケート男子、女子フィギュア、スノーボード・ハーフパイプを中心に新戦力が出てきたが、ムード先行感も否めず。
そこで10年だが、勝手に名づけて“プチ92年型”。前回五輪の惨敗を受け、JOCはオフシーズンに冬季競技選手全体のミニ合宿を2回行い、競技の枠を超えたチーム意識の向上などを図った。92年に銅メダルを獲得した橋本聖子氏が日本選手団長に就任。現場感覚で選手に気配りしており、選手団のムードは悪くない。とはいえ、戦力的には18年前ほど充実していないので、メダルは7個の半分程度として4個。
誰が、どの色のメダルを取るか。
これも92年以降を見ると、3パターンある。
A 取るべくして取った型
B 当落線上で頑張った型
C 一発屋型
今回の有力選手では、それぞれに該当しそうなのが
A 浅田、上村
B 安藤美姫、長島圭一郎、加藤条治、国母和宏、村上大輔、高橋大輔
織田信成、吉井小百合、小平奈緒、
ショートトラック女子リレー
ノルディック複合団体
スピードスケート団体追い抜き女子
カーリング女子
C 青野令、及川佑、穂積雅子、西伸幸、高木美帆
ジャンプ団体
浅田はここ2大会で吹っ切れた感じがあるが、表現力の評価高いキム・ヨナ優位。SPトップなら金もあるが、出遅れなら圏外も。安藤はトリノのトラウマがまだ消え去っていないというから、先行き不透明。米17歳のフラットが不気味だ。ということで浅田は銀にとどめた。
上村も重圧感との戦いだが、長野並みのメダルと橋本団長が期待するスケートとは対照的に、全日本スキー連盟の幹部は慎重に「上村と複合団体」しかメダル有力候補に挙げなかった。ということから、いずれも金銀は無理としても、銅はいけそう。スキーではモーグルの西も「いけるかも」という。
スケート団体追い抜きは橋本団長下、ムードがよいはずと判断。やはり金銀レベルは厳しいかもしれないが、銅なら。
いろいろご託を並べたが、最後はカンに頼って、決断。
バンクーバーは桜も咲き、春季五輪などと言われている。
92年も暖かめで、屋外だったスケートリンクは日中、氷がゆるみ、競技開始がしばしば遅れた。今回はスケートリンクは高速タイプでなく、雪が降らないスキー場には雪が運び込まれている。波乱の予感がしないでもない。
ちなみに、米スポーツ・イラストレイテッド誌は日本を銀3(浅田、長島、吉井)と予想、AP通信は銀2(浅田、加藤)、銅2(安藤、国母)。
筆者は長野五輪で全種目全メダル予想を本紙で無謀にもやらされ、結果的にスポイラを超える的中率だったことで当時、文春に記事にしてもらった。
プロフィル
渡辺学のプロフィル
1986年入社。ゴルフ担当を経て89年からテニス、ラグビー、アメリカンフットボール、アマチュアレスリ
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フォルダ
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