横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)が9日、東京・江東区の富岡八幡宮で行われた「横綱力士碑刻名奉告祭」に出席。歴代横綱のしこ名が彫られている石碑に自らのしこ名を刻んだ。

 双葉山や大鵬ら偉大な先輩横綱と名を連ねた稀勢の里は「ああいう石碑に名前が載るのは本当に光栄」と神妙な面持ち。「普段の態度もそうだし、見本になる力士になれるようにしたい。一番は相撲の充実。しっかりできるように努力したい」と改めて綱の重みを実感した様子だった。