大相撲の元横綱白鵬の間垣親方(36)が1日、東京・両国国技館で引退会見を行った。

 2001年春場所の初土俵から20年。そのうち14年を番付の最高位で過ごした間垣親方は「やっぱり横綱、大関は相撲協会の看板力士。そして、この横綱に昇進してからの14年間は、自分に勝つことが一番大変でした。横綱に昇進するのも大変なことでもありましたけど、それを14年間守り続けてきたというのは、自分を褒めたい」と率直な思いを語った。

 また、自身が思い描く横綱については「土俵の上では手を抜くことなく、鬼になって勝ちに行くことが横綱相撲と考えていました」。その一方で「周りの皆さんや横審の先生の方々の横綱相撲というものを目指したこともありましたが、最終的にその期待に応えることができなかったかもしれません」とも述べた。