大相撲秋場所6日目(17日、東京・両国国技館)、カド番の大関貴景勝(25=常盤山)は幕内玉鷲(36=片男波)に押し出されて4敗目(2勝)を喫した。

 低く当たり、引いた相手を押し込むもいなされて体勢を崩してしまう。すると、押し返されて形勢が逆転。今度は自ら引いて呼び込み、土俵を割った。

 前日は会心の内容で2連勝としたが、再び土がついてしまった。先場所痛めた首の状態が不安視される中、負け越せば大関陥落というプレッシャーも付きまとう。

 貴景勝は「明日に向かって頑張るしかないので、また準備したいと思います」と必死に切り替えようとしているが…。悪い流れを断ち切ることはできるか。