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柔道100キロ級新星・飯田健太郎 恩師の卒業メッセージに涙


卒業式に出席した飯田

 柔道男子100キロ級の新星・飯田健太郎(18)が8日、東京・国士舘高校の卒業式に出席した。

 2月のグランドスラム・パリ大会で優勝し、東京五輪に向けて注目を集める男の門出には、全テレビ局が集結。柔道での活躍により5つの部外賞を受賞した飯田は、名前を呼ばれるたびにすっと立ち上がる。最後の万歳三唱ではトレードマークの笑顔も見せるなど、涙ぐむ様子はなかった。

 卒業式後は柔道部伝統の「卒業練習」に参加。後輩たちと最後の稽古を終えると、保護者が見守る中で卒業生が一人ひとり感謝の言葉を語った。

 飯田は母・美恵子さん(49)に「3年間、国士舘高校に通わせていただき、ありがとうございました」と頭を下げると、後輩には激励のメッセージ。国士舘大に進学することが決まっており「大学に行っても、絶対に日本一になってここに報告に帰ってくるので、その時はまたよろしくお願いします」と力強く宣言した。

 しかし、和やかだった表情が変わったのはその後。恩師の岩渕公一監督(61)が「ここでお前たちとずっと柔道をやれてよかった。俺に怒られたり、いろんなことがあった。いつも言っている。絶対最後まで諦めないで頑張ってください」と声を詰まらせながらあいさつすると、飯田も目頭を押さえる。厳しい指導に耐え、日本から世界へと大きく羽ばたいた3年分の思いが込み上げた。

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