5組に同居した谷原秀人(38=国際スポーツ振興協会)と池田勇太(31)はともに番狂わせを演じた。世界ランク6位のジョーダン・スピース(23=米国)と対戦した谷原は7番のバーディーでリードを奪うと10、12番も奪って3UP。14番を奪われたが、続く15、16番を連取して4アンド2の大金星を挙げた。

 池田は米ツアー5勝のライアン・ムーア(34=米国)に常に先行される展開を粘り強いゴルフで食らいつき、1ダウンで迎えた最終18番。2打目をピン横1・5メートルにつけるスーパーショットでバーディーを奪い、下馬評を覆して引き分けに持ち込んだ。