ナイキゴルフは、世界ランク1位のジェイソン・デイと、今年1月から複数年のシューズ、アパレル契約を結んだことを発表した。
デイといえば、テーラーメイドの「顔」。それがライバル社への大型移籍!と勘違いしてしまいがちだが、当然ながら契約にはナイキが撤退したクラブやボール、バッグは含まれていない。
そのためバッグやクラブを見る限りは、これまで通りテーラーメイド一色。ところが、デイの姿はナイキプレーヤーそのもの、という以前ではあり得なかった組み合わせとなった。
だが、これまでナイキがクラブ契約する際は、ウエア、シューズなど身に着けるもの一式まで、という流れだったため話がまとまらないケースもあった。
それがクラブ事業がなくなったことで、デイのように使い慣れたクラブを替える必要なく、ウエアだけ、シューズだけ、といった契約も可能となった。
世界1位の契約変更が、新たな流れのきっかけとなるかに注目だ。