国内男子ゴルフツアー「ブリヂストンオープン」2日目(21日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C=パー71)、谷原秀人(37=国際スポーツ振興協会)が通算11アンダーで首位をキープし、27位から出た片岡大育(28=Kochi黒潮CC)が通算9アンダーの2位に浮上。上位争いに加わった。

 3週前の「トップ杯東海クラシック」でツアー通算2勝目を挙げるなど、好調なプレーを見せており、現在賞金ランキング5位。トップの池田勇太(30=日清食品)とは6000万円以上の差があるが、今後は優勝賞金3000万円以上の高額試合が続く。片岡は「1つ勝たないと。まずは勝ってからですね」と頭の片隅に賞金王争いもちらついている。

 予選ラウンドではブリヂストンの看板プロ、宮本勝昌(44=ハートンホテル)、ブラント・スネデカー(35=米国)と同組だったが「今後はブリヂストンといえば片岡と言われるように名前を売りたい」と次なる看板に名乗りを上げた。

 賞金王になれば、知名度は一気に全国区になる。「チャンスはあると思うんで優勝争いに加われるよう、しっかりやりたい」。足がかりとなる今季2勝目を狙う。