【ISPSハンダグローバルカップ】国内男子ツアー「ISPSハンダグローバルカップ」は25日から28日まで、山梨・ヴィンテージゴルフ倶楽部を舞台に開催される。注目は国際スポーツ振興協会(ISPS)所属のホストプロ、谷原秀人(36)だ。
谷原のデータを見ると、勝利の準備は整っているといっていい。今季ここまで21ラウンドで、オーバーを叩いたのは3ラウンドのみ。
平均ストロークも8位にランクインしているが、この中で注目はパー4での累計スコアが「12アンダー」で1位となっていることだ。
この部門で昨シーズン1位だったのは小田孔明(37=プレナス)。過去5年間を振り返ってみると、歴代の賞金王は全員が2位以内に入っている。
パー4でスコアを伸ばせるのは強者の証し。今季、1位に並んでいるM・ヘンドリー(35=ニュージーランド)、梁津萬(36=中国)はすでに優勝を成し遂げている。
谷原は昨年まで「平均パット」も3年連続1位(今季は6位)。グリーン上での調子が戻れば、勝利は約束されたも同然だ。
また、ヴィンテージGCのある山梨との相性も目を引く。
2007年の「フジサンケイ」は、当時15歳だった石川遼がアマチュアでのツアーVを飾った後に初めて出る試合で“ハニカミ王子”フィーバーとなっていた大会だったが、見事に優勝。翌08年大会では3日目にハーフ「28」をマーク。13年には、松山英樹(23=LEXUS)に敗れたとはいえ、プレーオフに進出している。
「第1回の記念大会なので、優勝争いできるように頑張りたい」と意気込みを語った谷原。
データと相性の良さで「初代王者」の栄誉をつかみ取る。
【ISPSハンダグローバルカップ】谷原秀人 データと相性の良さで「初代王者」目指す
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