【ルイジアナ州エーボンデール24日(日本時間25日)発】米男子ツアー「チューリヒ・クラシック」(TPCルイジアナ=パー72)2日目、石川遼(23=CASIO)は8バーディー、3ボギーの67と伸ばし、50位から暫定21位に浮上した。試合は悪天候でサスペンデッドとなり、暫定首位は11アンダーのB・ウイークリー(41)とH・スワフォード(27=ともに米国)。


 石川は1番で7メートルから2度続けてカップに蹴られて3パット。2番は林からの脱出に3打かかって連続ボギー。5番もティーショットを右に曲げてボギー。この時点では110位台に落ちた。


 だが、6番でチップインバーディーを奪ってから一気に巻き返す。


 7番パー5は6メートルをねじ込むと、8番パー4は115ヤードからの2打目が入りかける。9番パー3も1メートルに乗せて、4連続バーディーとする。


 出だしで落としながら、これまでのようにズルズルいかなかったのは「1打、1打を大事に。フラットな気持ちでやれたから」(石川)。


 アイアンショットは「しっくりきていない」と言いながらも、この日はパーオン率88%。ティーからグリーンサイドまで右サイドに池が続く18番パー5では、2打目にドライバーを使ってグリーン左のバンカーまで運んで8個目のバーディーで締めた。