男子ゴルフの石川遼(22=CASIO)が30日、今季メジャー最終戦「全米プロ」(8月7日~、米ケンタッキー州ルイビル・バルハラGC)に向け成田空港から出発した。

 国内ツアーや「全英オープン」をはさみながら、6月下旬から北海道で長期合宿を行っていた石川は「だんだん練習量も増えてきた。心技体が揃った形で戦えそうです。米国から日本にいいニュースを送れるように頑張りたい」と高い意欲を見せた。

 渡米直前までドライバーの精度を高める練習に重点を置き「一昨日(28日)くらいから手応えを感じている。いつ効果が出るかワクワクしている」と調子は上向き。また、練習の段階から常にメジャー大会のイメージを頭に浮かべ、メンタル面も鍛えたという。

 石川は「今回は順位よりスコアで目標を作って行きたい。大会を通じて新たな課題も見つかると思うので、そこからまた取り組んでいきたい」と話し、10月開幕の来季も見据えながら、ベストな戦いを見せる。