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清宮102&103号!最後の夏へ戦闘態勢


102号、103号のホームランボールを手にニッコリの清宮

 早実の怪物スラッガー・清宮幸太郎内野手(3年)が18日、招待試合の丸亀城西戦(香川・レグザムスタジアム)で高校通算102号、103号を放った。2日間行われた招待試合4試合に「3番・一塁」で先発出場し、17打数6安打3打点の好成績を残した。招待試合の全日程を終了し、全国にその名と快音をとどろかせた怪物が、夏に向けていよいよ戦闘態勢に入った。

 

 怪物の一発が湿っていた打線に火をつけた。坂出、三本松と香川の強豪相手に2試合連続の完封負けを喫していた18日、第2試合の丸亀城西戦。3点を追う4回の第2打席で、怪物に待望の一発が出た。サイドスロー右腕・大西の外角118キロのスライダーをバックスクリーンに叩き込む“102号”ソロ。前日から21イニングぶりにスコアボードに得点を刻むと、これを機に早実打線が奮起。打者一巡の猛攻で4点を加え、5回には押し出しで清宮自らホームを踏んだ。さらに6回には118キロのフォークをセンター左へ運ぶ2ラン。高校通算本塁打を一気に103号とし、歴代1位の107本にあと4本と迫った。

 

「チームとして得点できていなかった。結果的にその後から点がつながって、自分の一発がみんなの起爆剤になったと思えばよかった」と清宮。1点を追う9回の一打サヨナラの場面では二直に倒れたが「自分としては打ちたかったけど、打たなくていい球に手を出してしまった。同じ場面はまた必ず回ってくる。夏にとっておくということで」と不敵に笑った。

 

 熊本、沖縄、愛知、香川を巡った招待野球もこの日が最終日。各地で大盛況となり、対戦相手からも「清宮選手が来るとお客さんが入って甲子園のリハーサルのような雰囲気になる。いい経験ができた」(三本松・日下監督)と喜びの声が聞かれた。4県すべてで本塁打を放った清宮は「かなり負けも多かったけど、ホームランに関しては悪いことじゃない。全国各地で打てたことはうれしい。あと1か月、しっかり準備して予選に臨めれば」と総括し、すでに抽選の終わった夏の西東京大会に向け「ワクワクと不安、いろんな気持ちが入り交じってる。いろんな経験をしてここにいる。その経験を出し切って勝ち抜ければいい」と意気込んだ。

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