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史上最悪助っ人?元楽天リンデンの本当の素顔


足で稼いで20年 外国人選手こぼれ話 広瀬真徳

 

騒動の顛末を報じる2009年10月21日付本紙紙面

 周囲からの評価は「最悪」でも、個人的に憎めない外国人選手がまれにいる。私の場合、その一人は元楽天の助っ人、トッド・リンデン(36)である。

 

 2009年6月に来日した当初は、攻撃力強化を狙っていた楽天の救世主になるはずだった。ところが、7月にチームに合流するや審判に暴言を吐いたり、相手チームの選手と小競り合いを起こすなど問題行動ばかり。同年10月にはミーティング中に当時指揮を執っていた野村監督を批判。球団から出場登録を抹消されると、今度は数日後に「Tシャツ、短パン、サンダル」姿で野村監督のもとに謝罪に赴くという前代未聞の悪童ぶりを見せた。こうした言動を見る限り、周囲は悪いイメージしか浮かばないだろう。

 

 だが、このリンデン、繊細な性格に加え、意外に従順だったことはあまり知られていない。

 

 実はこの野村監督との確執が表面化する直前、私は何度も本人から電話をもらっていた。彼が怒っていたのは野村監督の代名詞とも言える「ボヤキ」の内容だった。その中で何度も自身や家族が嘲笑されたことを他選手から聞き、うっぷんを募らせていたのである。

 

 日本人なら「ノムさんのボヤキ」は冗談半分で受け流すことができる。ところが外国人選手は日本語がわからないうえ、野村監督独特の表現やニュアンスを理解することは難しいのだろう。この両者の見解の相違が衝突を招いたとなれば、リンデンが一方的に悪いとは言い切れない。実際、野村監督にラフな姿で謝罪した直後の電話では後悔の念も口にしていた。

 

「Tシャツ姿での謝罪は自分でも良くなかったと思っている。もう一度、監督には謝罪しようと思っている。でも、服装はどうしたらいいかな。やっぱりスーツを着て、頭を下げるのが日本では最も礼儀正しい誠意の見せ方なんだよな」

 

 電話での口調を聞く限り、反省の気持ちは少なからず出ていた。その言葉通り、2度目の野村監督への謝罪時にはスーツを着て登場。自ら頭を下げた。この姿勢を見ても一口に「不良助っ人」とは言えないだろう。

 

 この一件後も何度かリンデンとは食事を共にした。会うたびに野村監督や首脳陣への不満は口にしていたものの、グラウンドで見せる血気盛んな表情とは対照的に素直な姿勢だった。日本の野球界に順応する意欲があったようで、必死に上下関係や礼儀作法などを聞いてきた印象が今も心に強く残る。

 

 結局、彼は2シーズンで楽天を解雇され帰国。その後、現役を引退してマイナーのコーチに就任したことを関係者から耳にした。

 

 いわく付きの「問題児」でも話せばわかり合える。リンデンには自らの経験を糧に、後進の指導にあたってもらいたい。

 

 ☆ひろせ・まさのり 1973年愛知県名古屋市生まれ。大学在学中からスポーツ紙通信員として英国でサッカー・プレミアリーグ、格闘技を取材。卒業後、夕刊紙、一般紙記者として2001年から07年まで米国に在住。メジャーリーグを中心に、ゴルフ、格闘技、オリンピックを取材。08年に帰国後は主にプロ野球取材に従事。17年からフリーライターとして活動。

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