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“世界一の守護神”上原の相棒論「打たれて悪いのは自分、捕手のせいにはできない」


  昨年のワールドシリーズで胴上げ投手になったレッドソックスのクローザー・上原浩治投手(39)は今季も素晴らしい投球を見せている。チームは5月15日(日本時間16日)以降の24試合で、10連敗→7連勝→5連敗→勝ち→負けと波が大きいだけに一層際立つ。なぜ、どんな状況でも常に100%の力を発揮できるのか。それは守護神が覚悟を決めてマウンドに上がっているからだ。

 

上原浩治「中継ぎピッチャーズバイブル」

練習中におどけたポーズをする上原

「全部出し切っています、はい。その繰り返しです」

 上原の言葉に迷いは見当たらなかった。“その試合、その登板、その1球に対しての思いは?”という問いに対する答えだ。だから、上原は「無駄な球は一球も投げられへん」と言う。その理由は2年、3年前から口にしている「もう(野球選手としての)終わりが見えていますから」。その信念に基づいているからこそ、日々の準備には余念がない。試合が終わると、次の試合に向けての準備を始める。

 もっとも、相手がいる以上、やるべきことをやっても報われないこともある。目の前に直接立ちはだかるのは相手打者だけだが、相手チーム、試合の流れ、シリーズの流れ、チームの流れや勢いなどが影響する。運に左右されることもしばしばだ。結果を受けてそれまでやってきたことが無駄だったのではないかと、ネガティブに自問自答することもあるだろう。もちろん、プロ16年目の上原にもその経験はある。

「運とか偶然とか、僕らでコントロールできるものではない。だから気にすることはない。マスコミの報道もそう。打ったとか、打たれたとか(結果)しか報道せえへんけど、そういうのは気にしてもしょうがない。それまでの準備をしっかりするかしないかでいろいろと変わってくると思っている。やるべきことをやっていれば、結果もおのずとついてくるだろうと。それで結果がついてこないのであれば、それはそれでそこまでだったと考えるしかない」

 上原が腹をくくってマウンドに上がっていることが分かる言葉だ。確かに、自分でコントロールできないものはどうすることもできない。だから、試合の流れ、シリーズの流れが悪いなと感じる時は「自分にプレッシャーを与えてもしょうがないので、考えないようにしている。考えているのは、やるべきことをやること。それ以上のことは何もできないし」と、自分をコントロールしている。

 しかも上原は、15連戦や20連戦といったメジャーの過酷なスケジュールや、米国のマウンドは硬いとか、ボールは滑りやすい、などの日米の違いについてほとんど語ってこなかった。上原の説明はこうだ。

「日本やったらこうとか、そういうのはあるかもしれないですけど、ボクは来たときから別にそうは思っていない。アメリカには野球をするために来ているわけで、比べるために来たわけじゃない。日程もしんどい、しんどいって正直思いますけど、別に変えられるわけでもないんやし、しんどい中で、どうやっていけばいいかって考えた方がいい」

 野球に限ったことではないが、習慣や文化など日米の違いを挙げたら切りがない。カギとなるのは、どれだけ違いを受け入れたり、無視することができるか。だから上原は遠征などで白米を食べない日が続いたとしても、大切なサングラスがロッカーから行方不明になっても平然としていられるのだ。

 それに、投手にとっては最後のとりでとなり得る捕手のキャッチングも。メジャー6年目の上原はこれまでに様々なタイプの捕手とバッテリーを組んできた。オリオールズ時代はグレッグ・ゾーン、マット・ウィータース、レンジャーズ時代はマイク・ナポリ、ヨルビルト・トレアルバ、レッドソックスではジャロッド・サルタラマッキア(現マーリンズ)、デービッド・ロス、そして今季加入したA.J.ピアジンスキー。捕手が誰であろうが変わらぬ結果を残してきた。それは捕手に対して、冷たい意味ではないが“何も求めていない”からといっていい。

 上原は淡々と話す。「こっちでは、求めたところで何も変わらない。キャッチングなんか求めてもしゃあないし、リードもいやだったら自分で考えればいいこと。打たれて悪いのは自分やし、捕手のせいにはできない。もちろん、リードはしてもらっていますよ。その中でどう打たれないようにするか考えないと」

 自分自身の考え方次第で、ストレスは大きくもなるし、小さくもなる。かつてウィータースは「コージの球を受けるのはとても気持ちがいい」と笑みをこぼし、サルタラマッキアも「コージには迷いがない」と感心していた。この2人の言葉は上原が日々「覚悟を決めた全力投球」を続けていることの何よりの証明だ。

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