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大隣〝覚醒〟ならず鷹首位陥落


 大隣〝覚醒〟ならず——。ソフトバンクが18日のオリックス戦(京セラドーム大阪)に敗れて首位から陥落した。先発したのは、前回の登板で今季初登板初完封を飾った大隣。退団した和田、杉内の穴を埋める存在として、左腕のある〝課題克服〟に期待が集まったが、6回4失点とチームを勝ちに導けず。打線もあと1本が出なかった。

 先発の大隣が1点を勝ち越してもらった直後の3回に崩れた。先頭の大引に右中間二塁打を打たれると、続く後藤の右中間適時二塁打で同点。なんとか二死までこぎ着けたが、T—岡田に左翼線適時二塁打を浴びて逆転を許してしまった。
 真価を問われる登板だった。今季初登板となった12日の日本ハム戦は3安打無四球完封。最高のスタートを切ったが、チーム内から全幅の信頼を得るまでには至っていなかった。好調時の完ぺきな投球は誰もが認めるところ。その一方で、調子の波があることが課題の一つだった。

 ナインの間でも「トナリ(=大隣)は次の登板が重要になってくる。何回か、いい投球を続けて、ようやく本物といえる」という声が挙がっていたほど。エースになれるだけの資質を備えているからこそ、周囲の〝ハードル〟も高くなる。

 打線も粘る大隣を援護できなかった。悔しい黒星で首位から陥落。「勝てるときに勝って序盤で貯金を作りたい」(主力選手)という今季の戦い。このままズルズル行くことだけは避けたいところだ。

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