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2年目を迎えた「統一球対策」
2012年03月03日 14時00分

【2012年の統一球対策(1)】

今季はどうなる? 本格的にスタートしたオープン戦で、注目されるのは2年目を迎えた「統一球対策」だ。導入された昨季は「野球が変わった」と言われるほどの変化がもたらされ「飛ばないボール」で投手が好成績を収める一方、多くの打者が成績を落とした。セでは本塁打が863本から485本とほぼ半減し、パも742本から454本に減った。各球団、選手たちにその〝攻略法〟を聞いた。

 チーム本塁打数が95本から53本に減少した楽天は、今季から就任した大久保打撃コーチが徹底的に選手を鍛えた。マシンにボールを次々に入れて16分間、約600球ほど連続でスイングさせるなど「たくさんの球数を打つためには、腕だけではスイングできなくなる。下を使わないと振れない。それをやっていくことで下半身主導の自然なフォームになってくる」。〝より重いバットを振れる体を〟がテーマだ。


 チーム本塁打が91本から86本とほとんど変わらなかった日本ハムは、技術に主眼を置く。田中打撃コーチは「うちの打線は一発を狙うよりもつなぎが信条。飛距離がどうのということにはあまり影響を受けないのかもしれない。対策があるとすればボールの中心をしっかりバットの芯でとらえる打撃技術を磨くこと」と話した。


 ソフトバンク・王会長は「(ポイントを)後ろでとらえると、これまでと反発が違う分、どうしても押し込まれてしまう。前でとらえて、そこからグググッと押し込むような打ち方をイメージしないとね」。世界の本塁打王の言葉だけに重みがあるが、簡単ではなさそうだ。

※続く:「スイング改造」や「バット改良派」も

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