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悪影響が出始めた〝中畑お笑い路線〟
2012年02月16日 10時00分

 DeNAの中畑清監督(58)が12日、2日連続の紅白戦で投打の厳しい現実を突きつけられた。だが、ナインの最大の関心事は朝の声出しでのネタ探し。中畑監督が推奨する“お笑い路線”が悪い方向に暴走し始めた。

「みんな体力がなさすぎる。どこにローテ投手がいるの? 頭がおかしくなる」。2日で計17投手が投げて直球の最速がジオの143キロという結果に友利投手コーチは天を仰いだ。


 11日には最大の成長株だった「ハマのダルビッシュ」こと国吉が2回を投げ6安打4失点とメッタ打ち。さらに期待の3番候補・筒香が2日間で6打数1安打3三振と不発だったばかりか、三塁守備でもゴロを後ろで待ってそらすなど精彩を欠いた。中畑監督にとっては初めてチーム力の現実を突きつけられた格好だが、ナインが頭を抱えているのは野球のことよりも日々のネタ探しだという。

 

 キャンプ恒例の1日2選手による朝の声出しは監督のキャラもあって笑いが求められている。2年目の福山が山本リンダの「狙いうち」を歌いながら踊ったことでハードルが上がり、最近では下ネタ路線に突入。11日には藤江が女性物パンティーの忘れ物ネタで爆笑を取り、12日は内藤が「一皮も二皮もむけて下の皮もむけるように頑張ります」と包茎ネタまで繰り出した。これに中畑監督までが「大人になれよッ」と合いの手を入れたことで、ますます収拾がつかなくなった。

 

 ある若手ナインは「声出しのハードルがドンドン上がっている。食事時もみんなで『自分の時はどうしよう?』という話ばかりしている」と選手なりの苦悩を明かす。巨人からFA移籍した鶴岡も「監督の影響で選手がみんなダジャレを言うようになった」と話すように、期待された中畑効果は別の方向へ行こうとしているのが現実だ。


 もちろん暗いより明るい方がいいに決まっているが、本業よりネタの仕込みに神経を使っているようでは本末転倒。依然として注目度の高いDeNAだが、グラウンド内外で正念場を迎えた。

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