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新チャンプ佐藤の奇妙キレテツな経歴


WBC世界スーパーフライ級王座を獲得した佐藤洋太(27=協栄)。日本ボクシング史上最多となる9人目の世界王者には「姓」にまつわる奇妙キレテツな経歴があった。
 世界初挑戦で大仕事をやってのけた佐藤。実は、佐藤は名字に関して不思議な“経歴”を持つ。2004年のデビュー戦から「佐藤」でリングに上がってきたが、当時の本名は旧姓である「千葉」だった。
 祖母の友人であった佐藤弘さん(88)、悦(86)さん夫妻に養子縁組し、姓を変更したのは06年8月のこと。 3人きょうだいの末っ子だった佐藤は、跡取りがいなかった佐藤夫妻に幼いころからかわいがられた。両家が家族ぐるみの付き合いだったこともあり、将来的に養子となることを見越してデビューから「佐藤」を名乗っていたのだ。
 しかも「佐藤」とのかかわりはこれだけで終わらない。養子縁組と同時期に結婚した妻の浩子さん(27)の旧姓はなんと「佐藤」。さらには実母の千葉りょうさん(60)の旧姓も「佐藤」だった。実に3家の「佐藤」に囲まれ、“改名”に至ったことになる。いかに日本一多い名字とはいえ、不思議な因縁。佐藤も本紙に「何にも考えてなかったですけど、すごい偶然ですね」と苦笑いした。 
 世界王者になった佐藤は、観戦に訪れた千葉家の家族に加え「育ててもらって本当に常に感謝しているし、あなたたちのおかげですと言いたい」と来場できなかった養父母にもメッセージ。ここまで来たら、日本一有名な「佐藤」になるしかない。

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