韓国メディアがドイツリーグでの日韓選手の現状を比較した。

 韓国メディア「フットボールリスト」は「ブンデスリーガの前半戦は、韓国選手が〝躍進〟する一方で、日本選手は〝急停止〟した」と指摘し、両国の選手の最新状況を特集した。

「韓国選手たちの前半の活躍が目立った一方で、昨季大活躍した日本選手たちはいっぱいいっぱいになった」としたうえで「ドイツのサッカー専門誌『キッカー』による選手評価(ランリステ)で、MF李在成(イ・ジェソン、マインツ)がアジア選手の中で唯一名前が挙がった。李は攻撃型MF部門で競争力のある選手として10位を記録した」と紹介。「韓国選手たちは今季確実に上昇の勢いがある。李の活躍をもちろん、MF鄭優営(チョン・ウヨン)はフライブルクで前半に3ゴールを記録した」と韓国勢の活躍を強調した。

 その一方で「昨季の日本選手たちの成果は歴代最高に近かったが、上昇を続けて世界的なスターに成長するのは容易ではなかった。昨季5ゴール12アシストのMF鎌田大地は今季Eフランクフルトの監督交代の中で信頼を失って1ゴール1アシストにとどまり、MF遠藤航はシュツットガルトで降格圏の16位に急落するのを防ぐことができなかった」と厳しく指摘。「現在ドイツにいる日本代表選手は1部に4人、2部に4人いる。しかし彼らのうち、昨季の上昇傾向を続ける選手はいない」と皮肉った。

 日本人選手たちはこの分析を見返す活躍を見せられるか。