イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属する日本代表MF南野拓実(26)が、今冬の移籍市場での放出リストに入ったと英紙が報じた。

 南野は最近徐々に出場機会を増やしつつあるが、クラブは冬に大型補強を計画。人員整理する中で、南野が放出候補に挙がっているようだ。

 英紙「エキスプレス」は「南野は2019年にザルツブルクからリバプールに移籍する際、チーム強化に対する期待を受けた。しかし、クロップ監督に印象を残す機会は少なかった」と指摘。そのうえで「南野の市場価値は1100万ポンド(約16億5000万円)だが、迎え入れたいチームが出てくればこれより高い移籍金が発生する可能性がある」と南野は他クラブからの評価が高まっており、リバプール側としては今冬の移籍市場で〝売り時〟になるという。

 同紙によると放出リストに入ったのは4人で、南野のほかにベルギー代表FWディボック・オリギ、イングランド代表MFアレックスオックスレード・チェンバレン、DFナサニエル・フィリップスという面々。日本の10番を巡る動きに注目が集まりそうだ。