スペイン1部セビリアが日本代表MF鎌田大地(24=Eフランクフルト)の獲得レースから撤退したようだ。

 鎌田を巡っては欧州各国の複数クラブが関心を寄せており、セビリアもその実力を高く評価して今夏の移籍市場での獲得を検討していた。

 しかしスペインの移籍専門メディア「フィチャージェス」は「鎌田はこの夏に環境の変化を望んでいるが、彼のクラブであるEフランクフルトにより彼の出発は容易ではない。2500万ユーロ(約33億円)を超えるオファーを受け取った場合にのみ扉は開かれるが、この金額はセビリアにとっては達成できないようだ」と報道。高額の移籍金がネックになり、セビリアは鎌田の獲得から撤退して他の選手にターゲットを変えることになった。

 セビリアは以前から日本代表MF南野拓実(26=サウサンプトン)にも関心を示しており、こちらは移籍金1000万ユーロ(約13億円)が相場とみられている。鎌田を諦めて、南野に方向転換する可能性もありそうだ。