サッカー日韓戦が25日に日産スタジアムで開催されたが、韓国サポーターが陣取るエリアで新型コロナウイルスの感染対策に違反する禁止行為が起きた。

 試合開始直後や韓国の攻撃時などに、指笛や大きな声援が複数回にわたって行われた。今回の試合を主催する日本サッカー協会は新型コロナウイルスの感染対策を徹底しており、観客席で飛沫感染につながる恐れがあるため指笛を含む声を出す応援を禁止行為として規定し、来場者に順守を呼びかけている。

 新型コロナ禍の試合開催にあたっては、Jリーグでも指笛や大声での声援がこれまで散見されており問題視されてきた。試合がヒートアップしてきた際には無意識に声を出してしまうこともあるとはいえ、大部分の観客が拍手のみで声を出さない応援ルールを守っていただけに、一部の観客のマナーの悪さが目立ってしまった格好だ。