日本代表FWオナイウ阿道(25=横浜M)がスコットランド1部セルティックに移籍する可能性が出てきたと、英メディア「グラスゴー・ライブ」が報じている。

 J1横浜Mを退団することが発表されたアンジェ・ポステコグルー監督(55)は、今夏からセルティックの指揮官に就任するが、同メディアは「横浜のストライカー、オナイウ阿道はセルティックとリンクした。新しいボス、アンジェ・ポステコグルーの潜在的なターゲットとなっている」と伝えた。

 セルティックでは多くの主力が今夏で契約満了となるため、補強が欠かせない状態という。同紙は「新たに決定力のあるストライカーが必要とされる可能性があり、ポステコグルーが考慮しそうな選手の一人がオナイウだ。今シーズン16試合で10得点をマークしている」と指摘した。

 すでにセルティックではポステコグルー監督の就任が決まる前に、日本代表MF古橋亨梧(26=神戸)やU―24日本代表MF三笘薫(24=川崎)、同DF町田浩樹(23=鹿島)を獲得候補としてリストアップされていると、報じられていたが、オナイウは指揮官の戦い方を熟知していることからも最有力候補と言えそうだ。

 その一方で、オナイウが日本代表に追加招集されていることにも言及。同メディアは「その価値が高まる可能性もある」と報じ、移籍金や年俸など、条件面の高騰を不安視していたが、オナイウは恩師とともに海を渡ることになるだろうか。