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【フェブラリーS】最強4歳世代ゴールドドリーム 前走12着も得意舞台で逆襲だ!


【フェブラリーS(日曜=19日、東京ダート1600メートル)新バージョンアップ作戦】今年のJRA・GI開幕戦となる第34回フェブラリーS。昨年の覇者モーニン、最優秀ダート馬サウンドトゥルーも名を連ねるが、確たる主役不在の戦況なのは疑いの余地はない。東京マイルに優位なラップバランスに“世代”を加味した新VU作戦の明石尚典記者の◎はゴールドドリーム。前走大敗から一気の巻き返しで混戦を断つ――。

 

 チャンピオンズCで最速上がりを叩き出し、見事最優秀ダートホースの座を射止めたサウンドトゥルー。一方、東京ダートでは自身上がり34秒台連発のカフジテイクに、過去6勝の上がり順位はすべてナンバーワンのノンコノユメ。今年の真冬のダート頂上決戦は当代きっての瞬発力自慢がズラリと顔を揃えた。サンデーサイレンス、ディープインパクト親子の出現で決定的となった瞬発力全盛の波がいよいよ砂上にも押し寄せる? それでも最速上がりマークでの優勝は過去10年でわずか3頭を数えるのみ。長い直線を有する府中とはいえ、上がりに特化した脚質ではなかなかタイトルに手が届いていないのが現実だ。

 

 当欄の本命は3戦2勝、2着1回と東京マイルで準パーフェクトの成績を残しているゴールドドリーム(別表参照)。1分36秒を超えたことのない走破時計からも能力の高さは十分伝わってくるが、それ以上に強調しておきたいのが自身のラップバランスだ。

 

 能力指標の一つである自身前後半3ハロンラップはヒヤシンスS=35秒1→35秒5、ユニコーンS=35秒7→35秒9、武蔵野S=35秒0→34秒9。最大落差が0秒4のラップバランスは極上。いや、完璧と言っても過言ではない。この手のバランス型はどんな展開(レースラップ)になっても崩れる不安は皆無。唯一の敗戦を喫した武蔵野Sも、自身前後半3ハロン合計(69秒9)では勝ち馬タガノトネール(70秒1)を凌駕。切れ者カフジテイク(3着=70秒3)や昨年のフェブラリーS覇者モーニン(7着=70秒7)には大きく水をあけている。1分33秒台の快レコードを誘発した激流ラップで見せたパフォーマンスはまさに負けて強し。3歳の身で果敢に挑戦したチャンピオンズCは12着大敗も、得意の東京マイルならバランス型ラップの優位性を存分に示してくれるとみている。

 

 今年すでに重賞V4(京都金杯=エアスピネル、日経新春杯=ミッキーロケット、東海S=グレンツェント、東京新聞杯=ブラックスピネル)と“最強世代”の名に恥じぬ活躍を見せる現4歳世代。この流れが今後も加速していくことは想像に難くない。瞬発力全盛ではなく世代交代。砂上に押し寄せる波もおそらくこれだ。

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