【女子ボートレーサー私の愛用品:深見亜由美(25=愛知・117期)=勝負服】第4回は愛知の美人レーサー深見亜由美(25)のカラフルなハートマークいっぱいの勝負服を取り上げる――。

 胴青・赤一本輪白ハート散らし、袖赤・白一本輪――。この勝負服だけでピンときたらかなりの競馬通といえるだろう。名古屋競馬に所属する木之前葵騎手の勝負服だ。

 木之前騎手は昨年55勝を挙げ、名古屋リーディングベスト10入りするなど、注目されており「名古屋駅の近くのいろいろなお店でご飯を食べたりします。お話しできればいいかなくらいの感じです(笑い)。頑張っている人と話すと励みになります」と他種目のトップクラスとの交流はいい刺激となっているようだ。

 イベントで一緒になった際に仲良くなったそうで、デザインのかわいらしさに引かれて着用するようになった。当初は深見と後輩の中北涼が一緒に着始めたが、今では他にも広がっており、地元同期の出口舞有子、清水さくらに加え、広島の新田有理、さらに男子の吉田裕平まで持っている。

 深見自身は水神祭こそまだだが、今期からB1級に昇格。5月以降すでに2着が3回あるなど、着実に力をつけている。ボートレーサー養成所も8回受験して合格した頑張り屋で「攻めるレースを心掛けてます」と練習も熱心に取り組んでいる。

 特に蒲郡では発売中の日が暮れた時間帯に練習が行われるため、その姿を目にしたファンも多いことだろう。

 海外でも活躍する木之前騎手のように、近い将来、努力が実る日が必ずくるはずだ。

☆ふかみ・あゆみ=1991年10月19日生まれ、愛知支部。2015年11月蒲郡デビューの117期生。父は元レーサー深見康司さん(引退=32期)。愛知支部の同期は出口、清水、吉田裕のほか、吉田凌太朗、中村泰平、彦坂径冶。身長=149センチ。血液型=O。