【ボートレース下関GⅠ競帝王決定戦(11日開幕):水面情報】ピットから2Mまでは173メートル。からつの178メートルに次いで全国2位の距離だ。下関の場合はスタンド寄りにピット位置があるため、ピット離れ次第では外枠でも一気に1コースを取れる位置まで締め切ってしまうことがある。内枠といえど、油断は禁物。ピット離れが重要な要素の一つになる。また、満潮時の1M付近のうねりもポイント。海水の引き込み口が1Mのバック側にあるため、満潮に向かう時間帯には視認しづらいうねりが生じる。地元選手はこの特徴をよくつかんでいるため、優位に運べる利点もある。

【モーター情報】2月の初下ろしから出力低減型モーターを導入。誰が乗っても噴き上げるようなエース機は存在しない。強いて一番手を挙げると、7月GIIIウエスタンヤングで小坂尚哉が準Vと活躍した46号機か。出足も伸びも安定して出ているという点では18号機だ。33、55号機は伸びはかなり上位級。さらに16、36、40、41、44、66号機が好モーターに数えられる(不思議とぞろ目が多い)。また、7月に大庭元明が10戦9勝でVを決めた32号機、9月に井上大輔がVの43号機も近況上昇の要注目モーターだ。