7月31日に新日本プロレスワールドで配信された「NJPW STRONG」で、カール・アンダーソン(41)、ドク・ギャローズ(37)の「グッドブラザーズ」がタッグトーナメント制覇を果たした。

 8チーム参加のトーナメントはこの日の放送で決勝戦を迎え、グッドブラザーズはブロディ・キング、クリス・ディッキンソン組と激突。卓越したタッグワークで試合を優位に進めると、アンダーソンがキングをガンスタンでKOし、ディッキンソンを孤立させる。

 合体技のマジックキラーを回避され反撃を許したが、ギャローズがトラースキックで粘るディッキンソンの動きを止める。最後はついにマジックキラーをさく裂させ3カウントを奪った。

 米国での無観客大会ながら約5年ぶりの新日本マットで実力を改めてアピールしたアンダーソンは「新日本プロレス、グッドブラザーズが帰ってきたぜ。東京、大阪、名古屋、福岡、2人でカニパーティをやった札幌…もうすぐだ」と再来日を熱望。「これで俺たちにはIWGPタッグ王座への挑戦権があるだろ。俺の言っていることを聞いているか? 俺たちはあのベルトを取り戻したい。そのために帰ってきた。俺たちがイチバンだからだ」と、ベルト挑戦を要求していた。

 なおIWGPタッグ王座は現在タイチ、ザック・セイバーJr.組が保持。9月5日埼玉・メットライフドーム大会で内藤哲也、SANADA組と後藤洋央紀、YOSHI―HASHI組を挑戦者に迎え3WAY王座戦が行われる。