新日本プロレス来年1月5日東京ドーム大会でV3戦に臨むNEVER無差別級王者KENTA(38)が、挑戦者・後藤洋央紀(40)の「荒武者失格事件」を暴露した。

「ワールドタッグリーグ」期間中に襲撃合戦を展開した両者の王座戦が正式決定し、「まだまだ伸びしろのある選手。頑張っていけば20年後にはいい選手になるんじゃないですかね」と16年以上のキャリアを誇る挑戦者を若手扱いした。

 後藤からは「まずはリングありき」と、試合後のコメントに傾倒していることを批判された。しかし「お前(試合を)見てないだろ」と反論した上で「試合して、コメントも両立させてこそエンターテイナーでありプロレスラー」と、リング外での発信力と自己プロデュースの重要性を説く。2月まで米WWEに在籍したことから「そういうのも含めて差をつけていかないと、と思ってましたから」と語る経験が、現在の哲学を形成した。

 王者の目には、後藤の方こそ「努力が見えない」ように映る。「ニックネームなんだっけ? 荒武者でしょ? でもその割には外で『NYC(ニューヨークシティー)』って書いてあるベースボールキャップかぶってる姿をお見かけしたことあるけど。全然荒武者になり切れてないというか、プロ意識が足りないというか」と衝撃の目撃情報を明かす。

 さらに「2年目か3年目か知らないけど、このままだと同期に差をつけられるよ。いつかプロレス大賞の新人賞を取るくらいの気持ちでやってもらいたい」と最後まで言いたい放題。2人の遺恨は深まるばかりだ。