C型肝炎のため長期欠場中のアブドーラ小林(37=大日本プロレス)が、意外な悩みを告白。なぜかキャバクラ通いを始めた。

 昨年8月から開始した投薬治療は今月いっぱいで終わり、来月からは半年間の経過観察に入る。復帰は早くても8月となるが「リングでマイクを持ったら、緊張して口がうまく回らなかった。頭が真っ白になっちゃって…。口のリハビリが必要だ」と妙に胸を張った。

 昨年大みそかに後楽園ホールで行われた「年越しプロレス」で、小林は久しぶりにマイクパフォーマンス。ところが、極度の緊張から単なる笑いものに。「試合がしょっぱくてもマイクでごまかす」というポリシー(?)の持ち主にはショッキングな出来事だった。

 まさかの“口下手ぶり”に小林は「しゃべりは俺の生命線。最低週2日はキャバクラに行くしかない!」と、これまた独創的な克服法を取り入れた。キャバ嬢とのトークを楽しみつつ、話術に磨きをかけることが狙いのようだ。そんなことより、復帰後の試合内容を向上させるために体を鍛えるという発想がないところが悲しい…。

「体の方は何年も練習してないから大丈夫。いつでも復帰できるけど、医者がダメだと。ちゃんと復帰までキャバクラに通わないと」

 そう言い残すと、小林は巨体を揺すってスキップしながらネオン街に消えていった。