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「昨年稲田氏と会った」記事取り消し 赤旗も騙された籠池ウソ証言


稲田朋美氏

 日本共産党中央委員会が発行する「しんぶん赤旗」は18日付紙面で、16日付紙面に掲載した「籠池氏“昨年10月、稲田氏と会った”」の内容が誤っていたとして、記事を取り消した。森友学園の籠池泰典理事長の一連の発言の信ぴょう性が疑われている中、“ウソ”が発覚した形だ。

 

 赤旗は16日付の1面で、籠池氏と妻・諄子氏が昨年10月、都内で行われた「防衛大臣感謝状贈呈式」で稲田朋美防衛相と「会っていた」との籠池夫妻の“スクープ証言”を寄せていた。

 

 ところが、18日付で「その後の取材で、籠池氏は感謝状贈呈式に参加していなかったことがわかりました。裏付け取材が不十分なまま出された記事でした。おわびして取り消します」と訂正記事を掲載した。

 

 稲田氏と籠池氏の関係では、2004年に森友学園が起こした民事訴訟で、稲田氏が弁護士として原告代理人を務めていた可能性が浮上。稲田氏はかたくなに否定していたが14日になって、代理出廷していたと謝罪、訂正していた。

 

 稲田氏は「(籠池氏とは)10年間ぐらい、お会いしたこともお話ししたこともない」と話していたが、赤旗による籠池氏側の「昨年10月に会った」との証言で、「稲田氏の答弁の真実性が問われる」と追い込まれていたが、籠池氏側がとんだウソをついていたというワケだ。

 

 籠池氏を巡っては、これまでも数々の発言が疑問視されてきた。中でも小学校の建設費では国や大阪空港、大阪府に提出された契約書がそれぞれ、約23億、約15億、約7億とバラバラ。

 

 また安倍晋三首相から100万円の寄付を昭恵夫人を通じて受け取ったと爆弾発言し、安倍首相側は即刻否定するなど、物議を醸していた。籠池氏側は次々と“物証”を公開しているが、いずれも突っ込みが入る不完全かつ不十分な証拠となっている。23日に国会の衆参両院で行われる証人喚問では、籠池氏の一連の発言が問われるが、「稲田氏と会った」とのウソ発言も問いただされる材料となりそうだ。

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