
バンクーバー冬季五輪、フィギュアスケートで男子史上初となる銅メダルを獲得した高橋大輔(関大大学院)にスーパー駅長猫のご加護があった!? どんなスポーツ選手にもゲン担ぎは欠かせないが、高橋にはなんともかわいい三毛猫の“生き神”がいたという。
効果抜群の特製お守りで厄払い
高橋を陰から見守っていたといわれる猫とは、和歌山電鉄貴志駅で猫の駅長で知られるたま(メス=10歳)だ。たまは4年前に同駅に住み着いていたところを同電鉄を経営する両備ホールディングスの小嶋光信社長(64)に見初められ、駅長に就任した“上り猫”だ。
当初は愛くるしい姿の招き猫だったが、「ハート形に揃う前足が見られると恋が成就する」「不妊症で悩んでいた女性がたまをなでたら妊娠した」「子供の不登校がなくなった」と神格化され始め、お守りの販売や海外の映画にも出演。現在は同駅がパワースポット化している。高橋は岡山県倉敷市出身で、小嶋社長が岡山県スケート協会の会長を務めていた関係からたまの話は伝えられ、お守りも渡されていた。

同社長は五輪での活躍を祈願し、先月25日に高橋の母・清登さんに非売品の特製お守り(上の写真)を託していたという。「2年前にたまが、和歌山県勲功爵を頂いた時の正装写真のお守りで、国政選挙で落選しそうだった候補者に渡したら見事に当選したとかで、とにかく縁起がいい。スポーツ選手に渡したのは初めてのようです」と両備ホールディングス関係者は打ち明けた。
橋本聖子団長は「五輪は実力だけではメダルは取れない、魔物がすむという大変なイベント。実力プラス運を引き込めるか」とメダル獲得の難しさを語っていた。 そんな中、果敢に4回転ジャンプに挑戦し、失敗しながらも見事に立て直した。たまが魔物を追い払い、運を呼び込んでくれたのかもしれない。
小嶋社長は「高橋選手はガラスの心臓といわれていたが、ケガのアクシデントを乗り越えたことで備前焼(岡山名産品)の心臓になった。将来は指導者になって、岡山の地をスケートのメッカにしてもらいたい」とたまに続く、ヒーロー誕生を喜んだ。
和歌山電鉄 http://www.wakayama-dentetsu.co.jp/
(2010年2月21日付)
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