欅坂46の“絶対的センター”平手友梨奈(18)が23日にグループを脱退したことで注目されるのは、大きな穴を誰が埋めるかだ。

“笑わないアイドルグループ”として、メッセージ性が強い歌詞、激しいパフォーマンスで唯一無二の存在感を放っていた欅坂46。平手は全シングルでセンターを務めたグループの“象徴”だ。脱退したことで、欅坂46は大きな転換期を迎える。

 キャプテンを務める菅井友香(24)は24日の公式ブログで、平手と同時に卒業した織田奈那(21)、鈴本美愉(22)にエールを送った。

 その上で「応援してくださるみなさまを本当に不安にさせてしまっていると思います…全てを糧に、道を切り開いて行きたいです」と決意をつづった。

「欅坂46はシングル表題曲のセンターに立ったメンバーがいなくなった。誰がそのポジションに立っても“平手友梨奈”と比較されることになる。次のシングルとセンターは、グループの方向性を決める重要な役割を担うでしょう」(音楽関係者)

 ネット上では菅井や、2018年のNHK紅白歌合戦で、欠席した平手の代理としてセンターを務めた小林由依(20)など、早くも予想合戦が繰り広げられている。

 関係者は「未定」とするが、いずれにしても次期センターに相当な重圧がのしかかることになるのは明白だ。

「18年11月に加入した2期生・田村保乃らに期待する声もあるが、いきなりでは荷が重い。平手の電撃脱退後のセンターは、通常のセンター抜てきとは注目度が違う。平手不在の歌番組などでセンターを務めてきた経験豊富な小林が有力視される」(同)

 ただ総合プロデューサーの秋元康氏は、ファンの予想を大きく裏切る楽曲、センターを打ち出す可能性も大いにある。昨年2月発売の前作から約1年間リリースが滞っているが、どんな新展開を迎えるのか?