東京都が飲食店への時短営業要請の緩和の検討を始めている。現在、認証を受けた店は1グループ4人までで、酒類提供が午後8時まで、営業時間が午後9時までとなっているが、これを25日から全面解除するという。実現すれば、1年半ぶり。

 テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」のコメンテーターで同局社員の玉川徹氏は「僕はずっと感染の確率が低い人達で経済を回すべきだと最初から言っているが、それがやっと実現できそうな状況になってきた」とコメント。

 ワクチンが進み、政府はスマホによる接種証明を検討しているという。その際、マイナンバーカードがなければ申請できない可能性があるという。

 これに玉川氏は「政府ってバカなんじゃないか。これを使ってほしいと思ってるんだったら、運転免許証とかで申請できるようにすればいいのに。マイナンバーカード自体がプライバシーの問題とかで嫌だという人がいるから持っている人が4割に留まっている。これを機会に一気にマイナンバーカードを普及させようと考えているんだろうけど、そもそも時短営業が解除になっていくなかで、申請すらしないと思う」と猛批判した。

 その上で、自身については「少なくとも僕はそれが義務付けられるんだったら、いらない。紙の接種証明を紙でやる」とキッパリ。「マイナンバーを広げようというスケベ心が前に出ちゃって、実際にスマホ接種証明を普及させようという方向にはいかなくなりますよ」と指摘した。