秋篠宮家の長女眞子さま(29)と結婚する見通しの小室圭さん(29)が27日午後、米国から帰国する。

 27日のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」のコメンテーターで同局社員の玉川徹氏はまず、帰国前のニューヨークで直撃取材を受け、無言を通した小室さんと、帰国後の滞在場所について「僕も直撃とかやってましたけど、直撃を受ける立場になると〝コノヤロー〟と思うんですよね。本当に。(帰国後、小室さんが14日間の隔離期間を)自宅に帰るというのは、無理だと思う。小室さんが週刊誌とかに自宅の住所はこれですと言ったわけではないが、僕だって、自宅の住所を誰にも教えたわけではないのに週刊誌が自宅で張ってんですから。携帯電話の番号を教えてもいないのに週刊誌からかかってくる。その立場になれば〝コノヤロー〟と思うわけですから」と、かつての自身が取材された経験から推測した。

 そのうえで、小室さんがマンハッタンにある法律事務所への就職、年俸1800万円の仕事が決まっていること、今後の結婚生活について、玉川氏はこうみている。

「日本でいえば、大学卒業する前の就職内定という状況。小室さんはものすごい国民総バッシングのような中で、一生懸命努力して勉強して、まだ弁護士試験に合格はしていないとはいえ、良い法律事務所に就職を果たしている状況は、困難に直面しながらも自分の努力で乗り越えようとしているのは間違いないこと。僕は立派だなと思って見ている。眞子さまは一緒に生きていこうとしてらっしゃる。結婚式も一時金ももらわないといわれている。眞子さまの選択されていることから考えると、普通の人になろうとされていると思う。皇籍から離脱すると法律上は普通の人になるが、あえて本当の意味で普通の人になろうとされている。若い2人はこれから世間のバッシングがあろうとも人生を切り開いていく。世間一般でも若い2人はお金がなくても普通ですよ。お金が足りないんじゃないかという報道があるけど、2人は最初はお金がなくてもそれは普通のことと考えているんじゃないか。小室さんが成し遂げてきたことをみると、戦ってでも2人の人生を作っていこうという覚悟もみえる。あとは応援するだけだと思います」

 帰国後の隔離期間を経て、2人が記者会見するとの情報もあるが、番組では会見について一般のアンケート結果(15歳以上の500人)が「会見するべき」が206人にとどまり、「会見しなくてよい」が294人と多数派になっていることを紹介。これに玉川氏は独自の見解をこう述べた。

「(2人の結婚を)反対するのはおかしいとテレビで言っているのは僕くらいだと思う。忘れてはいけないのは、皇室は一般とは違い特別だという理由で、皇室の方々に自由のない生活を国民が強いてるのは事実。その代わり、良い生活ができているんじゃないかという人がいるが、今は自由があって良い生活をしている国民はいくらでもいて、平安・鎌倉時代のように庶民と皇族が全然違う生活をしてる時代じゃない。眞子さまも小さい頃から現代の日本で生きてきて、あらゆるメディアを見てきている。小説も読まれ、テレビドラマも見てきた中で、自分の幸せというのを考えてこられたと思う。今まで通り、それほど好きじゃない人と国民が納得する人を選んで結婚しますって幸せなんだろうかと、女性として当然考えますよ。そして選ばれたのが小室さんであり、一時金ももらわないということまでしても普通の人になろうという選択。そういう思いを会見で語られるのがいいんじゃないかと思う。小室さんだって小姑が心配するようにあんまり収入が得られないかもしれない。病気になれば収入がなくなるかもしれないが、それは人間として当たり前。それでも覚悟をもって2人で生きていきますと言っているのに、それでも文句言う?」

 さらに、皇族の自由の制限という観点からも「皇族以外に認められている個人の自由は憲法でも保障しているように大切なもの。ところが、皇族に生まれたという理由で個人の自由が制限されているという今の在り方を放置していいのか。皇室が存続していくことを含めて、皇族は制限されても構わない、日本中でバッシングもしていいんだというのは違うと思う。もっと皇族の方々の自由を認める制度であってほしいし、世論であってほしいと思う」とも力説した。

 小室さんの帰国、会見が実現した場合、お2人が何を話すのか、注目だ。