ヘンリー王子&メーガン妃の米国での人気は、あのオプラ・ウィンフリーとのインタビューをピークに急降下しているとの見方を米ジャーナリストが英ニュース番組で示した。英紙デーリー・エクスプレスが19日伝えた。

 同紙によると、英王室に詳しい米ジャーナリスト、キンゼイ・スコフィールド氏は18日、英ニュース専門チャンネル「GBニュース」に出演。今年3月に放送された米CBSのオプラによる独占インタビュー後、多くの米国民の同情や支持を得たと説明した。番組で夫妻はメーガン妃が英王室で人種差別を受けるなど孤立し、2人は孤軍奮闘したなどと主張し、王室の体質を批判した。

 ところが、同氏は米国での人気も「この数か月で急激に低下している」とし、その理由について、「主張していることが全て事実ではないことをアメリカ人が気づき始めた」と指摘。「彼らの言い分のいくつかは明らかに真実ではない」とした。

 更にスコフィールド氏は、「彼らはそちら(英国)だけではなく、こちら(米国)でも問題を引き起こしている」とし、米国内では夫妻の支持派とアンチで〝分断〟されていると語った。

「若い人たちの間ではいまだにウケがいいが、歴史や伝統を理解している年配層にとっては、王室の話題となるとヘンリー王子夫妻の言動が適切ではないと感じている」と解説した。