国際政治学者で前都知事の舛添要一氏(72)が9日、ツイッターを更新。この日行われた菅義偉首相の会見について「1年で辞める首相の悲哀を感じた」などとコメントした。

 菅首相はこの日の夜、東京など19都道府県での緊急事態宣言の延長に伴い、記者会見を実施。自民党総裁選挙の立候補を断念した理由について「新型コロナウイルス対策などの多くの公務を抱えながら総裁選挙を戦うことは、とてつもないエネルギーが必要だ」などと説明した。
 会見での菅首相の様子を見た舛添氏は「1年で辞める首相の悲哀を感じた」とツイート。続けて「『検査と隔離』、『権力の集中』という感染症対策の基本原則を安倍政権が無視し、それをそのまま引き継ぐどころか、さらに権力の分散をしてしまった。しかも、分科会のトップが無能だとなれば失敗は当然だ」と指摘した。