前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(72)が22日、ツイッターで最近のテレビの政権批判のやり方に苦言を呈した。

 ワイドショーや情報番組などでは評論家や有名人を使って政権批判するのがひとつのパターンだが、こうした手法に対し舛添氏は「まともな論文や本を出していない御用評論家をテレビに使う、ネットで政権批判者を攻撃させる、そんな小手先の支持率対策はやめて、国民の生命と財産を守ることに全力をあげれば、支持率も上がる。メディアの責任も重い」と、こうしたやり方が、野党の支持率アップにつながっていない現実を指摘した。

 さらに、こうした手法について「大っぴらな弾圧よりも陰湿な大衆操作のほうが怖いが、最近の日本はこの手法だ」と批判した。