お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザー(37) が18日、「サンデージャポン」(TBS系)に出演し東京五輪の開会式で楽曲制作を担当するミュージシャンの小山田圭吾の過去のいじめ自慢報道について私見を述べた。

 カズは「小山田さんに頼まなきゃいけないんだっていう理由を説明をすれば済む話だと思うんですよ。『知りませんでした』じゃなくて『知っても譲れないんです』ということをもっと説明しなきゃいけないんじゃないですか。5日前なんでほぼほぼ音楽内容とか演出とか決まってるんで辞任しても別に組織として成立するはずなんで。でも辞任させることができないんだってことを丸川(珠代五輪相)さんとかが説明すればいいだけのことだと思うんですけど」と話した。

 司会の太田光(56)も「どっちにしろやっぱり当人というより選んだ側の言葉が足りない。そういうことだよね」と理解を示した。

 20年以上前の記事がこのタイミングで出ることに関しても私見を述べた。「再挑戦ができる社会が望ましいというのが前提であるんですけど。この方のこと結構調べたら昔のいじめ、結構酷いいじめのことはよく出てくる。それ以外の情報で『いじめを悔いてるので、今はそういった行動を反省して今はこんな活動をしてます。償いのためにこんな活動をしています』という情報はあんまり見つからなかった」と話した。

 続けて「再チャレンジというのは過去のマイナスを埋め合わせる。プラマイをゼロにすることを認めることなんで。これ批判と擁護の声で批判の声が大きいというのはプラマイのマイナスを埋め合わせる作業を単純にしてなかったことなんで。これは再チャレンジとかじゃなくて批判されて当たり前の自業自得の話だと思うんですよ。多分やってらっしゃると思うんですけど世間にアピールして、それを納得してれば丸川さんとかも『この方はこういう素晴らしいことをしてましたよ』ってフォローすることもできる。それやってなくて批判されることは当たり前のことですよね。これは過去が叩かれてるわけじゃないです」と持論を述べた。