元アイドルグループ「チャオ ベッラ チンクエッティ」でタレントの岡田ロビン翔子(28)が声優の山寺宏一(59)と結婚したことを14日に自身のSNSで報告した。

 岡田と山寺はラジオ番組の共演で面識があり、交際に発展したのは2020年5月ごろ。まだ同居はしておらず、挙式、披露宴の予定もたっていない。妊娠もしていないという。今後はタレント活動は継続の意向だ。

 岡田は元ハロプロエッグ(現ハロプロ研修生)出身。憧れは「モーニング娘。」だったが、エッグ時代はいわゆる〝落ちこぼれ組〟だった。だが、あきらめることなく、努力を続け「THE ポッシボー」としてデビューし、着実にファンを増やしてきた。岡田はリーダーとして、グループを引っ張った。

 そんなグループに激震が走ったのが2015年7月8日に新シングル「表参道」発売に合わせて、「チャオ~」に改名した時のことだった。

 グループ名はイタリア語で「きれいなお嬢さん5人組」という意味だったが、突然の改名劇にファンから賛否両論が巻き起こった。

「改名はブレークしきれないグループに喝を入れるためのもの。ファンからも批判の声が飛びました。そんな中で岡田さんはリーダーとして矢面に立って、その声を受け止めていました」(音楽関係者)。

 新シングルはグループ史上、最高位となるオリコン週間チャート3位を記録。だが、その1か月後にメンバー1人が卒業するなど、常に波乱含みのグループだったが、数回の解散危機を乗り越え、2018年8月2日、グループ結成12周年の日の解散まで努力し続けた。

「岡田さんはプレッシャーでうまく歌を歌えなくなったこともあった」(前出関係者)。

 そんなストーリーがあるだけに、今回の結婚にはファンからの祝福の声が並んでいる。