女優の桐谷美玲(31)が所属事務所スウィートパワーに女優業の〝休業〟を突きつけたと、1日発売の「週刊女性」に報じられた。同誌によれば、ドラマのオファーはあるが、本人が頑として首を縦に振らないという。

 桐谷は4年ほど前からプライベートな時間を望んでいたが、フジテレビ系ドラマ「好きな人がいること」(2016年)など仕事が集中。事務所と距離ができてしまったという。実際、18年から現在に至るまでドラマと映画に出演していない。

 私生活では「好きな人――」で共演した俳優の三浦翔平(32)と18年に結婚。昨年7月に長男の誕生を報告した。まだ乳児で世話に追われていることもあり、女優業を控えている側面もありそうだ。

 同誌の取材に事務所は、女優業のセーブを否定した。

 ただ、桐谷の女優業の〝休業〟はかねてささやかれており、驚きはない。むしろ桐谷が抱く、事務所への〝不信感〟がポイントだという。

「桐谷さんが特に精神的に参っていたのは16年です。当時、多忙で疲労困ぱいで、自慢の美肌が荒れ気味でした。女優として致命的ですが、それでも彼女は責任感からか仕事を受け続けたようです。そのあたりから事務所と距離を開けるようになったのかもしれません」(テレビ局関係者)

 スウィートパワーといえば、女性社長のセクハラ疑惑が3月に報じられた(事務所側は否定)。

 退所も相次いでいる。昨年に南沢奈央、今年3月に元KARAの知英、翌4月に俳優の高杉真宙がそれぞれ去った。5月には、若手俳優の岡田健史が契約解除を求めて裁判ざたになっていることが明るみになった。状況は違うが、若手女優の竹内愛紗はパニック障害と診断され、5月いっぱいで退所したことが1日、発表された。

 前出関係者は「桐谷さんが退所の流れに続かなければいいですが…」と首をすくめている。