芸能事務所「マセキ芸能社」は9日、公式サイトで芸人・出川哲朗(57)を巡る一連の疑惑に関して「お騒がせしているような事実はない」と否定した。

 ここ数日、ネットを中心に話題沸騰中だったマリエの告白を受けて、ついに当事者が口を開いた。マセキの柵木秀夫社長名義で「今回の騒動について」というコメントを発表。

「先日SNSの生配信で女性タレントが発言された内容について出川本人に確認したところ、番組の収録後の打ち上げで出演者、事務所関係者、番組スタッフなど大勢がいる場では同席したことが一度ありましたが、プライベートで食事に行ったことは一度もなく、お騒がせしているような事実はないと申しております。改めてお騒がせしたことをお詫び申し上げますとともに、今後とも変わらぬご指導のほどお願い申し上げます」と事実無根だとした。

 騒動の発端は4日夜、マリエが10代のころ、引退した島田紳助氏から肉体関係を持ち掛けられたとインスタライブで暴露。出川らもその場にいて、紳助氏と肉体関係を結ぶようマリエ本人に勧めたという。断ったところ、紳助氏が絡む番組に出られなくなったという、衝撃の話だった。マリエの怒りは出川らにも向いており「出川さんがCMに出てるのがマジ許せない!」としていた。

 ネットで話題沸騰しているとはいえ、あまりにも〝闇〟が深すぎるため、当事者はスルーするかと思われたが、出川が先陣を切って否定コメントを発表した。その背景にあるのはCMだ。

「抱かれたくない男の代表格だった出川だが、近年は『イッテQ!』などの出演でファミリー人気が高まり、CM出演は多数あります。昨年には経済産業省のプロジェクト『のろーよ!デンドー車いす』のアンバサダーに就任するなど、国の仕事を任されるまでになったのです。しかし“マリエショック”でスポンサーが反応し、実は水面下でCMが止まったようなのです。これらスポンサーへの説明責任を果たすために、否定コメントを発表せざるをえなかった」(芸能プロ関係者)

 ただしコメントを出したことで、一連の騒動が表沙汰になったとも言えるが…。