40代の歯科医A氏と別居中のママタレント小倉優子(38)が出演していた、有名スーツ企業「はるやま商事」のテレビ・ウェブCMが終了していたことが分かった。小倉はCMで妻役を演じたが、昨年に実生活でA氏との別居&離婚危機が発覚し、CMへの影響が懸念されていた。同社は、小倉の一連の騒ぎとCM終了は「無関係」と強調するが…。

 小倉はかつて〝ママタレ女王〟の異名を取った。前夫の不倫で2017年に離婚したが、長男と次男の育児に奮闘する姿が好感を呼んだのだ。その後、歯科医のA氏と18年のクリスマスに再婚した。

「ゆうこりんは、はるやまのテレビ・ウェブCMに19年春と秋に1度ずつ、1クール(3か月)未満の短期で出演。CMでは、サラリーマンの夫を支える妻を演じました。ママタレとして活躍し、家庭的なイメージを持たれたことが広告業界から評価されたんです」(関係者)

 ところが、水面下で結婚生活は揺らぎ始めた。夫婦ゲンカが絶えず、19年12月にA氏が自宅を単身で飛び出し、別居生活がスタート。小倉は1人で、2人の子供を育てることになった。ただこの時点では、離婚危機は明るみに出ていない。

「それもあってか新たに、はるやまのCMに20年2月から推定1年契約で出演するようになりました。今回のCMもサラリーマンの夫を支える妻役でした」(同)

 時を同じくして小倉は、20年2月に第3子の妊娠を報告したが、3月にA氏との別居がついに発覚。妊娠した直後に離婚危機に陥る異常事態で、世間を大いに騒がせた。

「表では人気ママタレともてはやされたけど、ウラでは夫と不仲だったわけです。CMでは、どんな心境でサラリーマンの夫を支える妻を演じたのか…」とは前出関係者。


 はるやまにとっては、小倉が妻役を務める新CMが始まった直後に、別居&離婚危機が明るみに出た格好。気の毒というほかない。

「これまで多くの芸能人が不倫でCMを降板していますが、ゆうこりんはまだ別居&離婚危機の段階で、原因は不倫ではない。それでもクライアントとしてはビミョーだったのでしょう」(同)

 前記の通り、小倉は今年1月まではるやまのCMに出演していたとみられるが、今月以降は更新されなかった。

 はるやまホールディングスに「CM出演期間は今年1月までだったか?」と問い合わせると、広報担当者は「契約に関しましては、機密事項のためお答えできかねます」。「更新されなかったのは別居&離婚危機と関係あるか?」と聞くと、「一切関係ございません」と否定した。

 今月12日配信の文春オンラインによれば、小倉は子供3人と暮らしていた都心部のマンションから、A氏の職場に近い閑静な高級住宅地へ転居。クルマで10分ほどの〝スープの冷めない距離〟だ。仕事で忙しい夫が少しでも立ち寄りやすいよう配慮したという。

 A氏は小倉とは別のマンションで一人暮らしを続けており、別居中であることに変わりはないが、小倉は「夫との関係は以前より修復できている」と話しているという。

 離婚危機が長引けば長引くほど、小倉に「妻」のイメージを求めるのは難しくなる。このままではキャラ変は避けられない状況だ。