NHKから自国民を守る党の立花孝志党首と森友学園元理事長の籠池泰典、諄子夫妻との間で、バトル勃発だ。立花氏は学園再建のために8400万円を学園側に寄付していたが、このたび返済を要求し、大もめとなっているのだ。

 立花氏は26日、自身の公式ユーチューブチャンネルに「籠池夫婦に理不尽に怒鳴られました」のタイトルで籠池夫妻との電話でのやりとりを公開した。冒頭から籠池氏の「アナタはウソつきだーー!!」と怒りが爆発。さらに諄子夫人の「条件付きの寄付とは今となってはひどすぎる」と悲鳴ともいえる叫びが交錯。2人の言い分を立花氏は淡々と受け流した。

 立花氏は昨年3月、森友学園に8400万円を用立てし、森友学園理事長の籠池町浪氏に寄付した。原資は立花氏がN国党から借りて、個人として寄付したものだが、この8400万円は森友学園の管財人に渡されるハズが受け取りを拒否され、宙ぶらりんとなっていた。

 再建計画が進まない中、立花氏が返金を求めたが、町浪氏とは連絡が取れないという。

 籠池氏からウソつき呼ばわりされた立花氏は「条件付きの寄付といっている。何度も言っている。何がウソなんですか?」と籠池氏を問いただしたが、夫妻とは話がかみ合わないまま。最後は「(自分を)信用していただけない方に信用してほしいとは思わない」と立花氏が最後通牒するや諄子氏が「それでは失礼します。さようなら。さようなら」と電話は切れた。

 昨年から蜜月関係にあった立花氏と籠池氏との間で何が起きたのか。立花氏は27日に大阪地方裁判所で「籠池一家と立花氏の関係性」について、記者会見する予定だ。