“空飛ぶじゃがいも”を発見! 昨年末、東京・新宿の上空で未確認飛行物体(UFO)らしき物体が出現。その様子をとらえた動画を入手した。撮影した都内在住の男性は「風船かな」と思ったそうだが、怪しげにピカピカ光るのを見て「UFOじゃん!」とビックリ。「形はじゃがいものように見えた」と証言した。果たしてUFOなのか…。

 年末で底冷えのする12月20日午後7時50分ごろ、新宿の上空を黄色くまばゆい光を放つ物体が左へゆ~っくり進む。Uターンして右へ行くと、一旦視界から消えるように電柱に隠れた。再び姿を現すと今度は白い光に変わり、そのまま右へ。飛行音は一切聞こえない。若干スピードを上げ、右の建物へ消えていった――。

 動画は1分34秒。撮影した男性は「最初に目撃したのは動画を撮った30分ほど前の午後7時20分ごろ。新宿の5階建て建物屋上で上空を見た時、気づいたんです。風船かなと思ったんですが…」と振り返る。こうこうと光を発するのを見て、「UFOじゃん!」と直感。男性はかねてUFOを目撃しており、すぐにピンときたという。

 その30分後に所用で外出した時も物体が飛んでいたため、動画で撮ったのが冒頭の描写だ。

「形はじゃがいものように見えました」

 仮に“空飛ぶじゃがいも”と名づけよう。これは果たして一体、何なのか――。

 オカルト評論家の山口敏太郎氏は「電柱の陰に隠れ、ひょっこり顔を出すところになかなか愛嬌があります」とニッコリ。まず、「途中で飛行スピードが変化していることから、ドローンの可能性が高いと思われます」とみたが、「日本で許可されているドローンの高度(150メートル未満と国土交通省が規定)よりかなり高い。このことからドローンではないです。ドローンにしては発光がまぶしすぎる点も気になります」と打ち消す。

 また、「途中でスピードを落としていたり、ホバリングしていたりすることから、飛行機も考えられません。ヘリコプターの可能性が残りますが、この距離では音が聞こえるはずです」と航空交通機関説も否定した。

 その上で「未知の飛行物体だと言って差し支えないでしょう」と指摘。新種のUFOの可能性があるようだ。

 男性が撮影した地点から電車で南へ30分ほどの距離にある白金(港区)の上空でも、男性の知人女性が同日同時刻ごろ、“空飛ぶじゃがいも”を目撃。ビックリして思わず物体に向かってお祈りしたという。

 新型コロナウイルスの感染者数で、東京都は国内で断トツの8万人超を確認。人口1300万人を抱え、狭いエリアで大勢の人がごった返す“いもを洗うような”大都市だけに“空飛ぶじゃがいも”は「密にならないように!」と警告しに襲来したのかも!?