講談師の神田伯山(37)が15日放送のTBSラジオ「問わず語りの神田伯山」に出演し、「オリエンタルラジオ」中田敦彦(38)との共演〝裏話〟を語った。

 17日放送のフジテレビ系「ボクらの時代」で、旧知の落語家・瀧川鯉斗とともに出演。中田のユーチューブを毎回見るほどファンで尊敬していることから、伯山が中田の出演を希望した。本番では芸歴が一番下にも関わらずなぜかMC的な立場を任されたが、序盤はうまくできた手応えがあったという。

 しかし収録が1時間を超えたころからあまりの長丁場に「飲んでもないのに、いきなりくだ巻き始めた」という伯山は「この3人が仲良く話してるのは、僕の客さんが見たらほほえましく思わないと思うんですよ」と切り出し、なぜか陰口合戦に。

 さらにおのずと、その矛先は中田にも向き「中田さんってキングコングの西野(亮廣)さんと同じ枠だと思ってるんですよ」「芯ではないと思いますけど、あくまで〝側〟で見た時、全部の方向性が金なんじゃないかなって」と〝口撃〟。

 中田は笑顔のまま反論していたというが、さらに伯山は「吉本のトップの人って何人かいらっしゃるじゃないですか。その人を超えようという時に、多分、中田さんという方はどっちがお金持ってるかってことで勝負してるんじゃないですか? 僕は芸で勝負したいんですよ。最終的に〝あの芸にはかなわない〟ってところで芸人は頭下げると思うんで…」と畳みかけたという。

 その際、もちろん中田も周囲も「冷ややかな感じ」に包まれたといい「よく言えたな俺! 来ていただいてるのに!」と大反省。

 中田に毒を吐かずに終わると、自分のファンが失望するのでは?と勘繰ってしまったとか。収録終了後の記念撮影では中田から小声で「これで最後のテレビなると思う」と告げられたといい「あちゃ~、ごめんよ。最後の最後までテレビにいい印象与えられなかった」と謝罪した。