北京五輪の柔道100キロ超級金メダリストで格闘家の石井慧(34)が15日、ツイッターを更新し、広島県が新型コロナの集中対策として、無料のPCR検査を大規模に実施する計画を発表したことに異を唱えた。

 広島市中心部の4区(中区、東区、南区、西区)の全住民や就業者が対象で、最大で80万人程度。検査は任意で、無症状の感染者を早期に発見し、市中感染の拡大を封じ込めるのが狙いだ。

 石井はツイッターでこれを報じる記事のリンクを張った上で「アホの極みちゃん。そんなことしたらまた感染者数増えるで」と一刀両断した。

 全国でも珍しい広域検査となるが、ネット上では「こういうやり方をしないと実態がつかめないだろう」「誰も正解がわからない状況の中、このような試みは本当に重要」「見つけた陽性者をどう対処するかがポイント」「検査の結果、無症状の陽性者が大量に発生した場合にどのような対応をとることができるのか、とても心配」など様々な意見が出ている。