タレントの大竹まこと(71)と作家の室井佑月(50)が15日、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」に出演し、菅義偉首相が13日に行った記者会見についてコメントした。

 この会見では緊急事態宣言の対象地域を拡大した理由などが説明された。だが、質問する記者の手がまだあ上がっている中、「次の日程」を理由に41分で打ち切られた。

 大竹は「総理が発言するっていうのはとっても大事なことで、それなのに『後に予定がある』とか『会見切り上げます』とか。だって緊急事態宣言なんだろ? とことんやるのが普通じゃん」とばっさり。

 室井は「魂胆見えてる。ボロ出したくないからだよ」と推測し「おかしいと思うのは(菅首相が)番組選んで出てるってこと。だから出てもらう番組もおもねって、きちんと聞かないといけない質問しないのね。ほんと、みんなに訴えないといけないことだから、もっと会見開けばいいのにって思う」と進言した。

 続けて「できない、自信がないっていうんなら辞めちゃえって思うよ」と指摘すると、大竹は「そこはあれですけど…」と言葉を濁した。