脳科学者の茂木健一郎氏(58)が14日、ツイッターを更新。連日、新型コロナ対応に追われている菅義偉首相(72)へ「学術会議の任命拒否問題」について言及した。

 菅首相は昨年の9月に、日本学術会議が推薦した会員候補105名のうち、6名の任命を拒否して問題に。この決定に多くの学者らが反発し「憲法違反だ」と訴える声も相続いた。菅首相は任命拒否の理由について「総合的、俯瞰的な活動を確保する観点から判断した」と説明するも、具体的な理由については明かしていない。

 茂木氏は「今ふと思い出したけど、学術会議で任命しなかったこと、その理由をずっとすっとぼけていること、時間が経てばたつほどお粗末でひでえなあと感じる(笑)」と心境を吐露した。

 現在、ネット上でも学術会議の任命拒否について説明を求める声が多く上がっている。菅首相がその真意を語る日はやってくるのだろうか…。