教育評論家の尾木直樹氏(74)が5日、ブログで緊急事態宣言検討をめぐる政府の姿勢に苦言を呈した。

 尾木氏は4日の会見で菅義偉首相が新型コロナ感染拡大のため首都圏の1都3県緊急事態宣言の検討に入ったとする会見について言及。「実はすごく不快感、不安煽られました まるで全校生徒の前で演壇から 生徒間を比較して、公然と【評価】する校長先生みたいに見えたからですーー教育者が1番やってはいけないやり方ですーー」と北海道、大阪府と比較し東京都が適切な措置を取っていなかったという趣旨の発言をしたことに懸念を示した。

 続けて「政治対立むき出し??必ず反撃や足の引っ張り合いうむんじないかー 不安になりました」とし「ここはもうこれでとじて立場や政党政派を超えて新型コロナと闘いましょう!」と訴えた。

 その上で「大きな相手との闘いの為に 子どもたちと受験生守る為にも 政治対立むき出しにしないで一致団結手をとりましょうよ!」と結んだ。