フリーアナウンサーの宮根誠司(57)が18日、司会を務める日本テレビ系「ミヤネ屋」で、新型コロナウイルスに感染した立憲民主党・小川淳也衆院議員にド直球の質問をぶつけた。

 小川議員は11月16日に39度の発熱があり、東京都の相談センターに電話相談。紹介された約1キロ先の発熱外来へ徒歩で向かった。

 リモート出演した小川議員は、万一のことを考え公共交通機関は使えなかったといい「フラフラだった。いつもだったら5~10分でスタスタ行く距離だが、30分かけて『無事に行って帰ってこれるのか』と思いながら歩いた。陽性が確定すれば保健所の管理下に入るが、確定するまではすべて自助努力、自己責任。大きな課題と感じた」とコメント。結果、抗原検査で陽性判定が出てその日のうちに入院したという。

 一方で、厚労省は入院の対象として「65歳以上」「呼吸器疾患」「医師の総合判断」「都道府県知事の総合判断」などの基準を設けている。

 宮根は「東京都はさらに基礎疾患のない70歳未満の方は宿泊療養施設での受け入れを検討していくということで、病床はひっ迫している」とし、「ストレートに聞きますけど、この入院基準には入ってない。国会議員だから入院できたのか、一般人として入院できたのか、医師の総合判断があったのか。逆に何で入院できたんでしょうか?」と質問した。

 小川議員は「まずその時点では東京都で1日200人前後だったんですね。そういう意味では保健所にも病院にもまだ余裕はあったと思う。私は一私人として相談センターに電話するところから始めてますし『特別扱いしないでほしい』ということを医者にも保健所にも言い続けてプロセス踏んでます」と説明。高熱が出ていたため保健所の方から入院を促されたと語った。

 宮根は「逆に言うと、今だったら入院できてないかもしれないということですね」と語り、納得した様子だった。